いよいよペーパーバックを読み始めることになりますが、読むスピードを早くするために少しだけ準備をしておきましょう。
用意するもの
・英和辞書
・名刺サイズの紙
・ペン
ペーパーバックはもちろん、普段普段英語を読む機会が少ない人であれば、初めはユックリのスピードでしか読むことができないことでしょう。それに加えて辞書をひく回数も多いと思います。
知らない単語であっても意味が推測できるのであれば、そのまま読み飛ばしてしまっても大丈夫です。どうしても意味が分からなければ英和辞書のお世話になるのですが、1日に何ページも読むのですから、一度調べただけで全ての英単語を覚えるのは不可能だと思います。
調べる英単語を頭に定着させる方法として古くから知られている方法に、英和辞書で調べた英単語の横に○印をつける方法があります。単語を調べたときにすでに○印があれば、もう一つ○印を書き加えます。この方法なら、「この単語は今まで何度もお目にかかってるんだ」というのが分かりますから、「今度こそ覚えよう」と意識づけることができます。
ただ、この方法だと英和辞書を何度も調べないといけないので、本を読んでいるのか辞書を読んでいるのか分からなくなります。そこで登場するのが「名刺サイズの紙」です。
初めて見る英単語と意味を、この紙に書いておきましょう。手で書くことによって記憶にも残りやすくなります。ペーペーバックに下線をひいておけば、どこでその英単語が使われたのかを確認することもできます。英単語と意味を書き込んだ紙は、ペーペーバックにはさんでおいて、いつでも見られるようにしましょう。
ペーぺバックに限らず以外に覚えにくいのが、登場人物の名前ではないでしょうか。登場人物の名前と主人公の関係などをこの紙に書いておけば、「この人、誰だっけ」なんてこともなくなります。
この訓練を続けていると、紙に書いておくのも面倒になってくるはずです。辞書を引く回数が減ってくるからですね。その頃には、その本で重要な英単語の見極めができるようになっているはずです。「この英単語は重要そうだから紙に書いておこう」みたいな感じです。
ここまでくれば、ペーパーバックを読むのが楽しくなっているはずです。
これまで、ペーパバックの選び方や読み方について書いてきましたが、何事も継続が大切です。英語を上達するのに読書は欠かせませんから、楽しみながら無理なく続けていただければと思います。
ペーパーバックの選び方
失敗しないペーパーバックの選び方について紹介しています。