子どもは新しいものに興味を示すものですが、勉強となると苦手意識を持つ子も多くいます。
最近の小中学校では外国人講師が授業に参加することが多くなりましたが、外見の違う人が意味不明なことを話していることも苦手意識を助長してるのかもしれません。
英語を勉強する3つの方法
無理なく英語に接する環境を作る、3つの方法を紹介していきます。
- その1:英語の音に慣れる
- その2:英単語を覚える
- その3:日常会話を覚える
早く習得するには毎日30分以上の時間を割り当てるのが理想ですが、嫌なことを無理に続けても逆効果です。1日10~15分くらいから始めて、様子を見ながら30分以上になれば英語学習が習慣になるはずです。
その1:英語の音に慣れる
知り合いの家族に小学校中学年の子どもさんがいたので、学校での英語の授業は楽しいか聞いてみたことがあります。
その子の返事は、「つまらない」。理由をたずねてみると、「何を話しているのか難しくてわからない」とのことでした。
この問題を解決するには、ひたすら聞くしか方法がありません。
今では動画サイトなどで子ども向けの動画をたくさん見つけることができます。2~3歳の子どもなら映像に興味を持って見続けるでしょうが、小学生にもなると意味も理解できない言葉を聞き続けてもすぐに飽きてしまうかもしれません。
ですから動画サイトで英語の音を聞くには、子どもが興味を持ちそうなアニメが適しています。YouTubeで「アニメ 英語」で検索するとたくさんの動画がヒットしますから、自分で選んでもらうのがいいでしょう。
その2:英単語を覚える
小学校の英語では難しい文法は学習しませんから、英単語を中心に覚えるほうがいいと思います。小学校の授業では約600単語を覚えますから、自宅での学習はネイティブが話す英単語を聞ける教材が最も適しています。
子どもが英単語を覚えるにはイラストが描かれた絵本形式の教材が最適で、英語の通信教育で有名なアルクからは、えいご絵じてんSUPERが発売されています。
音声タッチペンでイラストをタッチするとネイティブの音声が再生されるので、気になるイラストの英単語をすぐに聞くことができます。対象年齢は3歳から12歳ですから、英単語だけでなく歌や英会話など内容が充実して長く使える教材です。
もちろん、聞き取るだけでなくネイティブの声に合わせて発音することも大切です。
これは不思議なことですが、大きな声を出す方が記憶に残りやすいのです。具体的には、6畳間の対角線上にいる人にはっきり聞こえるくらいの大きさですね。
その3:日常会話を覚える
小学校でも簡単な文章は学習しますが、難しい文法は習いませんから、なるべくたくさんの例文を丸暗記させれば十分です。ここでも大きな声で英文を読めば、より早く覚えることができます。
日常の挨拶や簡単な会話だけでは、反復練習に飽きてくる子もでてきます。
英語学習に積極的な小学生が、好んで読むのが英語の漫画です。大きな図書館であれば、英語の漫画も置いているでしょう。
もし見つからなければAmazonなどから購入することもできます。私のおすすめはドラえもんです。アニメが流行したため文字離れが起き漫画を読む子も少なくなったようですが、一度試してみる価値は十分あると思います。