英語日記を書きながら英語学習する、具体的な方法について紹介していきます。ここでは英語の長文をスラスラと書けないという方を前提にしていますから、簡単ですぐに取り組める方法です。まずは発音記号からです。
1.発音記号を覚える
前のページで説明したように、英語の発音を覚えることは絶対に欠かせません。そのためには、英和辞書などに書かれている発音記号を覚えてしまいましょう。
発音記号に苦手意識を持っている方は多いでしょうが、全部で約40個しかありません。ひらがな・カタカナ・漢字と、数千個の発音を知っている私たち日本人ですから、それに比べるといかにちっぽけな数かということが分かりますよね。
まずは音を聞き取る
発音を正確に覚えるには「音」を覚えないといけませんから、まずは耳に集中して聞き取る練習をします。
声を録音する
それから実際に発音してみましょう。できるだけ録音したほうが、実際の音と比べられますからオススメです。録音・再生するには、携帯電話や録音機能付きのMPプレーヤーなどで十分です。
Windows パソコンであれば「サウンドレコーダー」というソフトが標準でついていて、60秒間の録音ができますから、これを使います。場所は、「スタート」ー>「すべてのプログラム」->「アクセサリー」->「エンターテイメント」の中にあります。
Macintosh であれば、GarageBand というソフトがあります。
パソコンにマイクが内臓されていなければ買ってこなければいけませんが、数百円で買えますから大きな出費ではないと思います。
発音の教材
発音を覚えるにしても、教材がないと始まりません。発音の教材はいくつもありますが、市販のされている本で十分だと思います。その中でもオススメできるのが、英語の発音がよくなる本です。
解説とCDがついた本はいくつもありますが、この本はDVDで口の動きまで確認することができます。例えば、ear と year の発音は口の動かし方が違いますが、この違いを目で確認できるのは大きいと思います。
2.発音記号を書く
目と口と耳だけを使うよりも「手」を使ったほうが、記憶力は高まりますし早く覚えることができます。ここで英語日記の出番となります。毎日書く日記の文章の下に、発音記号を書いていきましょう。
始めのうちは1行程度の英文で十分なので、それほど時間はかからないでしょう。教材には書かれていない単語であっても、「あっ、この単語と同じ発音なんだ」ということが分かりますし、それだけ知識の幅も広がります。
次は英文法の攻略法です
英文法を覚えておけば、規則にそって英単語を埋めていくだけで英文が完成します。英文法に苦手意識を持っている方に、学習方法を紹介しています。