毎日英語の学習を続けていると、やる気がでないスランプの時期があるものです。
学習の原点に返ってみる
やる気がでないときは、「どうして英語の勉強をしようと思ったのか」、その原点に返ってみることが大切です。
元々は「よし、やるぞ」という高い志があって始めたわけですから、何らかの動機があったはずです。その原点に戻って自分に問いかけてみましょう。
海外旅行で自分の英語が通じなかったとか、映画の英語をすべて聞き取りたいとか、テストの点数を上げたいとか、ネットゲームで海外のプレーヤーと英語で話したいとか、動機は人それぞれです。
初心に帰ることで、その当時のやる気が復活してくるかも知れません。
目標より目的
海外旅行で自分の英語が通じなかったとか、映画の英語をすべて聞き取りたいとか、テストの点数を上げたいとか、英語の勉強を始めた動機は人それぞれです。
この時、「目標」と「目的」が明確になっていないと、最終的なゴールが見えなくなり、学習が続けられなくなります。
「目標」とは What 、「目的」とは Why と考えてみてください。
例えば英語学習を始めたキッカケが英検1級に合格することだとすると、これは「目標=What」です。では、英検1級を取る「目的=Why」は何でしょうか。
英検1級に合格したあとの自分の姿がどんなものか、いろいろと想像してみてください。「他人から褒められる」「羨ましがられる」「自信を持って外国人と話をしている」など、いろいろな場面が想像できます。その中から自分が一番しっくりくる自分の姿が「目的」であり、英語学習する上で一番重要な部分です。
「目的」のことを考えているだけで、自然と笑顔になりワクワクしてくること、それがあなたにとって一番の「目的」になります。
私が好きな異性の海外アーティストの写真やポスターの前で音読をすると効果が高いと言っているのも、音読をすることで外国人と話しているつもりになれるからです。
まあこれは単なる理想であって本当の意味の「目的」ではありませんが、可能性がゼロではないので目的としていいかも知れません。
ただ、あまりにも高い目的にしてしまうと、現実感が無さすぎたりするので、ステップを積んで最終目的地を決めるほうがいいこともあります。
分野を絞ってみる
英検1級の例では聴話読書のバランスが必要なので、学習範囲も広くなってしまいます。
海外旅行で現地の人たちや他の旅行者と英語で話をしたいのが目標であれば、学習範囲は狭くなりますね。笑顔で海外の人と話ができ、旅行の同行者から頼りにされたりほめられたりもするでしょう。目的が頭でもイメージしやすいので、想像するだけでもワクワクしてきますよね。
まとめ
自分が英語学習を始めたころを振り返ってみることの大切さについて書いてみました。10分か15分だけ、自分を振り返ってみませんか。
それができたら紙に書き出して、学習の前に読み返しましょう。声に出してみるのもオススメです。