英語を書くライティングスキルが上がると、話す聞く読むなど他のスキルも上げることができます。
文章を書くというのは、日本語、英語にかかわらず、大変なエネルギーを必要とする作業です。文章の組み立てを頭で考えて、文法や単語を思い出して、手を動かして書く。
おしゃべりな人でも、いざ文章を日本語で紙に書き出そうとするとすると、なかなか筆が進まない人も多いのではないでしょうか。書き出したものを読み返してみると、どうも言いたいことと違うとか、おかしな文法になってしまっている経験もあるかと思います。
その理由は、単純に「書く」訓練をしていないだけなのですが、インターネットが普及している現在では英語を書くことができるようになれば、ブログやチャット、電子メールと世界が広がりますし、仕事でも書類やビジネスレターを書くことができれば、優遇されることは間違いないでしょう。
ライティングスキルを上げるためには、とにかく書くことが大切なのですが、効果的な学習方法をしたほうが上達が実感できるでしょうし、長続きします。
英語に訳しながら書く
「英語のライティングスキルを上げるのだから英文を書き写して・・・」と始めても、あまり効率がよくありません。英語と和訳が書かれたものを用意して、和訳だけを見て英訳しながら英文を書いていきます。
日本語を見て、英文を組み立て、紙に書き出すわけですから、頭で考えているだけでなく、正しい英文になっているかを確認することができます。頭はフル回転することになるので、単語や文法の力もついてきます。
英語日記はデタラメな英語でもいいのですが(?)、正しい英語の知識を身につけるための英語日記ですから、英語学習にも時間を割くようにしましょう。
◆分野別学習方法
表現の幅を広げる(初級~中級)
日常英会話の基礎を身につけていると、英語日記をスムーズに書くことができます。逆に使える単語が少ないと表現もマンネリになってしまって、せっかく始めた日記も長続きしません。
日常英会話を勉強しながらライティングスキルを上げるいい教材がないか探していたら、英語初心者にピッタリではないかと思われる教材をみつけました。
それが、アルクの「キクタン 英会話」です。
アルクの中では、初級から中級の入り口に位置づけられている講座で、覚える単語数は日常会話には必須の1680語ですが1日に学習する単語数は12語におさえられ、標準学習期間は3ヶ月です。
1日12語というと多いように感じるかもしれませんが、キクタンではチャンツ方式を取り入れているので、詰め込み学習というよりはノリで覚えるといったところでしょうか。
チャンツとはロック系の音楽にのりながら英単語や文章を覚える方法で、NHKの語学番組でも見たことがあるかもしれません。
この教材のいいところは、英文と和文が別のページに書かれていることです。英文のページでは徹底して英語を覚えることになりますから、効果は高いと思います。
英語が本当に自分のものになったかどうかの確認は、和訳を見ながら英文を書き出すことができます。
テキストを読む -> 意味を確認する ー> 音読 ー> 英語を紙に書く
わたしが高校時代に一気にテストの点数を伸ばしたのが、まさにこの方法ですから、短期間で英語の力を伸ばしたいのであればオススメできる教材です。
キクタン 英会話の詳細はコチラから