英語で名前を書くのは日本独特のものがあります。
山田太郎 -> Taro Yamada
田中花子 -> Hanako Tanaka
このように姓名が日本語とは逆の表記になりますね。
それでは、
夏目漱石
徳川家康
これを英語圏の人たちはどのように書くかというと
夏目漱石 -> Natsume Soseki
徳川家康 -> Tokugawa Ieyasu
のようになります。
日本文学に興味を持っている外人さんに、Soseki Natsume などというと、一瞬考えられてしまいます。
日本人が初めて外人さんに出会ったときに、日本とは姓名が逆になることから、その風習に従ったものと考えられています。
このように姓名が逆になるのは日本独特のもので、例えば「毛沢東」は「Mao Zedong」となり、姓名が逆にはなりません。
企業名でも同様で、「三井住友」であれば「Sumitomo Mitsui」となっています。
この風習はすっかり定着してしまったので、今から変えることはまず不可能でしょうが、良いのか悪いのかよく分からない不思議な風習ですね。