英語力は単語の量に比例します。日常英会話であれば、2000語も覚えていれば困ることはないでしょうが、雑誌や単行本を読もうとすると単語力の少なさに驚かされることになります。
では、ネイティブはどれくらいの単語を知っているかというと、約20000語だと言われています。我々がテレビを観たり新聞・雑誌を普通に読める程度の単語量だと思えばいいでしょう。
実際にこれ位の単語量を必要とする人は、日本人の中では少ないことでしょうが、子ども向け(ヤングアダルト)の小説くらいは楽しみたいですよね。
4000~5000語も覚えれば、楽しめる小説はかなり増えてくるはずです。
英単語の覚え方には決まりはありません。学生時代にお世話になった「単語帳」を使う方法もありますし、自分のレベルに会った書籍などから文として覚える方法もあります。
英英辞書を使うときには、英単語を一回調べるごとに、その単語の横に○印をつけておきましょう。「そうだ。この単語は前にも調べたんだ」と記憶に残りやすくなるので覚えるのも早くなると思います。
○印が7つも8つも並んでいることもありますが(笑)、それだけ利用頻度が少ない単語だと割り切ってもいいですし、「どうしても今回覚える」と決めたのなら単語帳に追加してもいいでしょう。
英単語を覚えるコツがあるとすれば、同じ分野の英単語を集中して覚えることでしょうか。
「体」の単語だけ集中して覚えれば30個くらいは一度に覚えられます。関連した単語ですから、バラバラに覚えるより効率的です。
小説などを利用して英単語を覚える方法もあります。恋愛・アドベンチャー・宇宙など、同じ分野の小説には共通する英単語が頻繁に出てきますから、読むスピードも段々と早くなってくるはずです。