goとcomeの違い

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中学校で習うgoとcomeは小学生でも知っている英単語ですけど、正しい使い方を知っていますか。

goは行くでcomeは来るでしょ。

もちろん学校ではそう習いますね。I go. They come.は一番短い文書ですね。それぞれ、私は行くと彼らが来るの意味です。

それでは、誰かにこっちにおいでよ(Join us!)と誘われたら、今行くよと答えるには次のどちらが正しいでしょうか?

A. I’m going.
B. I’m coming.

さあどうでしょうか。そっちに行くよという意味でAと答えてしまうと、相手はがっかりした表情になるでしょう。正解はBの I’m coming.です。

go は日本語では「行く」と教えられますよね。i am going school. He’s gone shoping. この2つの例文を見て、何か感じませんか?

そう、今いる(いた)場所から離れていくのが go なんです。

反対に come は近づくという意味があります。だから、そっちに行くと伝いたのなら、I’m coming. と答えましょう。

それぞれの言語には単語の持つニュアンスが違っていることがありますから、言葉の持つ本当の意味を知らないととんでもない間違いをしてしまいます。

英語を直訳すると変な日本語になることがあるのも、言葉の持つ意味が微妙に違うのが原因です。

日本語からの訳ではなく英語で考える力をつけるには、やさしい英文の音読が一番の早道だと思います。次から次へと英文を音読していると、英語で考える力がついてきます。

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