英語の音読にはどれくらいの時間をかければ効果的なのか。理想的なのは1日中英語を話していればいいのですが、現実的には困難ですよね。
TOEICのテストが近いとか海外出張があるとかの理由で短期集中決戦にのぞむのなら、1日2時間の音読を続ける必要があります。短期集中決戦といっても、他人から「英語が上手くなったね」と言われるようになるまでに2~3ヶ月はかかるはずです。
しかし最低でも1ヶ月間続けると、楽に英語が話せるようになってきます。
これは口の筋肉が英語用に鍛えられた結果です。英語の音読を実際に始めてみると分かりますが、口が上手く動かないことに気付くはずです。無理をして20分も続けてみると、口の筋肉が引きつってノドも痛くなっているかもしれません。
これは英語と日本語では発音の仕方が全く違うというのが理由です。
切羽詰った理由がないと、1日2時間はちょっときついなという方も多いと思いますが、最低でも1日20分、できれば1時間は英語の音読に時間を割り当ててみれば、1ヶ月後には楽に英語が話せるようになっています。
英語の音読には発音やイントネーションといったお手本が絶対に必要です。英語初心者であれば、ペーペーバックなどを読むのではなくCDなどお手本となる英語が聞ける素材を選んだほうがより効果的です。
音読というと机の前でするイメージが強いと思いますが、散歩をしながら本を片手にといった方法でも大丈夫です。とにかく、英語を聞きながら本を片手に英語を音読する環境さえあればいいのです。
最近はウォーキングが流行っていますから、通勤通学では一駅前で降りて音読の時間を確保するとか、自分の生活に合わせて練習できるのも音読のメリットだと思います。